インスリン グラルギン × β-遮断剤(低血糖の症状を分かりにくくする薬) 注意(添付文書)
要約
β遮断薬(心臓や血圧の薬)と一緒に使うと、低血糖のときに体が出す回復の反応が抑えられ、手の震えやドキドキといった低血糖のサインが分かりにくくなって、低血糖が長引くことがあります。汗の量など、残るサインにも気をつけてください。同じようにサインを分かりにくくする薬として、レセルピンも添付文書に挙げられています。
保管の注意 凍結を避け、冷蔵庫(2〜8℃)で保管するインスリンです。使い始めたものは光を避けて保管し、4週間を超えたものは使いません。
飲み忘れたとき 注射を忘れた場合は、医師に相談します。2回分を一度に注射することはしません。
ヒトでのエビデンス
あり(添付文書記載)
根拠
ランタス注ソロスター添付文書(2020年5月改訂・第1版)10.2: β-遮断剤は「アドレナリンによる低血糖からの回復反応を抑制する。また、低血糖に対する交感神経系の症状(振戦、動悸等)をマスクし、低血糖を遷延させる可能性がある」。レセルピンも症状マスクの機序で別行に記載
- 最終確認日
- 2026-10-31
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。