チルゼパチド × アルコール(酒) 一般的注意
要約
この薬そのものは血糖が下がりすぎる(低血糖)ことはまれですが、お酒を飲みすぎると低血糖が起きやすくなることが知られていて、添付文書でも「過度のアルコール摂取」は低血糖を起こしやすい状態として挙げられています。インスリンや飲み薬の糖尿病薬と一緒に使っている場合は特に注意してください。年齢によっても気をつける場面が違い、若い方では食事を抜いた空腹のまま飲むときに、高齢の方では低血糖の症状に気づきにくく、転倒につながりやすい点に注意してください。お酒を飲む場合はほどほどにし、低血糖の症状(冷や汗、手の震え、強い空腹感など)に気をつけてください。
保管の注意 冷蔵庫(2〜8℃)で凍結を避け、光を避けて保管する注射です。室温で保管する場合は、30℃を超えない場所で外箱に入れたままにし、21日以内に使います(凍結したものは使えません)。
飲み忘れたとき 注射を忘れた場合、次の注射予定日まで3日間(72時間)以上あるときは、気づいた時点で注射し、その後はあらかじめ決めた曜日に注射します。3日間未満のときはその回は注射せず、次の決めた曜日に注射します。
ヒトでのエビデンス
直接の併用試験なし
根拠
マンジャロ皮下注アテオス添付文書(2026年9月改訂・第11版)9.1.3: 低血糖を起こすおそれがある状態として「過度のアルコール摂取」を記載。10.2にアルコールの行はなく、チルゼパチドとお酒の直接の併用試験もないため、一般的注意として扱う(アルコールが肝臓で糖を作る働きを抑え、低血糖を長引かせることは糖尿病治療で広く知られた話)。年齢による注意点の違い(空腹時の飲酒、高齢者での低血糖症状の気づきにくさ・転倒)は糖尿病診療で広く知られた一般的な注意であり、本剤とアルコールの直接試験に基づくものではない
- 最終確認日
- 2026-11-01
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。