このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

表示設定:配色 ライト / 文字 標準

クロピドグレル硫酸塩 × イチョウ葉(ギンコ)サプリメント 一般的注意

要約

イチョウ葉の成分には血小板の働きを弱める作用があるとされ、出血した症例報告もあります。一方、標準化されたイチョウ葉エキスの試験をまとめた解析では、血小板の集まりやすさなどの検査値に大きな変化は出ませんでした。クロピドグレルと直接組み合わせた最近の観察研究では、出血や凝固検査の異常との関連が報告されています。データが食い違っているため「一般的注意」とし、自己判断で始めず、歯科治療や手術の前は必ず伝えましょう。

ヒトでのエビデンス

賛否あり(メタ解析では指標変化なし、症例報告・観察研究では出血との関連)

根拠

Kellermann AJ, Kloft C. Is there a risk of bleeding associated with standardized Ginkgo biloba extract therapy? A systematic review and meta-analysis. Pharmacotherapy. 2011;31(5):490-502. PMID:21923430(18件の無作為化試験・1,985人のメタ解析:凝固・血小板・出血時間の指標に有意な変化なし)。Bent S, et al. Spontaneous bleeding associated with ginkgo biloba: a case report and systematic review of the literature. J Gen Intern Med. 2005;20(7):657-661. PMID:16050865(自然出血の症例報告群)。Ngo QMT, et al. Impact of Ginkgo biloba drug interactions on bleeding risk and coagulation profiles. PLoS One. 2025. PMID:40198642(後ろ向き観察研究:イチョウ葉の相互作用は出血リスク(OR 1.08)・凝固検査異常(OR 1.49)と関連し、クロピドグレルは有意に関連した薬剤の一つ)。PMDA添付文書 10.にイチョウ葉の記載なし。

最終確認日
2026-10-30

代謝・排泄:体内で代謝されて効く形になる(主に肝臓、CYP2C19)

この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。

クロピドグレル硫酸塩 の飲み合わせ一覧へ