このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

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クロピドグレル硫酸塩 × SSRI(セルトラリン、フルボキサミン、エスシタロプラムなどの抗うつ薬) 注意(添付文書)

要約

SSRIは、気分に関わる物質セロトニンの働きを調整する薬ですが、血小板の中のセロトニンも減らしてしまい、血小板の働きが弱くなります。そこへこの薬が重なると、出血、とくに胃腸からの出血が増えるおそれがあり、添付文書でも併用注意です。研究をまとめた解析では、SSRIで上の消化管(胃など)からの出血のリスクが約1.55倍になり、血を固まりにくくする薬と重なるとさらに高くなりました。うつの治療も大切なので自己判断でどちらも止めず、胃の痛みや黒い便に注意し、薬を始める・変えるときは両方の処方医に伝えてください。

ヒトでのエビデンス

あり(メタ解析・添付文書)

根拠

PMDA添付文書 10.2(選択的セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI)(フルボキサミンマレイン酸塩、セルトラリン塩酸塩等):出血を助長するおそれがある)。Jiang HY, et al. Use of selective serotonin reuptake inhibitors and risk of upper gastrointestinal bleeding: a systematic review and meta-analysis. Clin Gastroenterol Hepatol. 2015. PMID:24993365(22研究・100万人超のメタ解析:SSRIで上部消化管出血のオッズ比1.55、NSAIDsや抗血小板薬との併用で最も高い)。

最終確認日
2026-10-30

代謝・排泄:体内で代謝されて効く形になる(主に肝臓、CYP2C19)

この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。

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