クロピドグレル硫酸塩 × お酒(アルコール全般) 一般的注意
要約
添付文書に「お酒そのもの」との相互作用の記載はありません。ただ、この薬は胃や腸からの出血に注意がいる薬で、お酒は胃の粘膜を荒らし、酔って転ぶなどのケガでも出血が止まりにくくなります。専門家の合意文書でも「慢性的な飲酒」は抗血小板薬使用時の消化管出血のリスク因子の一つに挙げられています。飲む場合は量を控えめにし、胃の痛みや黒い便、血を吐くなどがあればすぐ受診を。
ヒトでのエビデンス
間接的(出血リスク因子としての観察・合意文書。アルコール×クロピドグレルの直接の薬物動態試験なし)
根拠
Abraham NS, et al. ACCF/ACG/AHA 2010 expert consensus document on the concomitant use of proton pump inhibitors and thienopyridines. J Am Coll Cardiol. 2010;56:2051-2066(消化管出血リスク因子として慢性アルコール使用を列挙)。PMDA添付文書 10.にアルコールの明記なし。
- 最終確認日
- 2026-10-30
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。