カンデサルタン × 慢性心不全での併用治療(ACE阻害薬+β遮断薬/ループ利尿剤+カリウム保持性利尿剤に本剤を追加する場合) 注意(添付文書)
要約
慢性心不全の臨床試験で、①ACE阻害剤(血圧を下げる薬)とβ遮断剤(心臓の負担を減らす薬)、または②ループ利尿剤(体の水分を出す薬)とカリウム保持性利尿剤で治療されている人に、さらにカンデサルタンを足すと、立ちくらみ・ふらつき・低血圧が出る頻度が高く程度も強く、腎機能低下や貧血のおそれもありました。これは心不全治療では普通に起こる組み合わせの話で、「使えない」という意味ではありません。血圧・腎機能・貧血の検査をしながら進める注意です。
ヒトでのエビデンス
あり(添付文書、臨床試験に基づく)
根拠
PMDA添付文書10.2: 次の薬剤により併用治療されている場合として上記2パターンを明記。危険因子として厳重な減塩療法中、低ナトリウム血症、低血圧、重症心不全、腎障害、血液透析中を列挙
- 最終確認日
- 2026-10-30
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。