テルミサルタン × NSAIDs(痛み止め: イブプロフェン、ロキソプロフェン、ジクロフェナク、アスピリン等の市販薬を含む) 注意(添付文書)
要約
痛み止めのNSAIDs(炎症と痛みを抑える薬)は、テルミサルタンの血圧を下げる働きを弱めたり、腎臓のろ過量を減らして急性の腎障害を引き起こしたりすることがあります。添付文書の併用注意です。利尿薬(体の水分を出す薬)も一緒に使っている場合は腎臓への負担がさらに重なりやすく、「トリプルワミー」と呼ばれる組み合わせとして注意されます。市販の痛み止め・風邪薬にもNSAIDsが入っていることがあるので、成分を確認し、続けて使う場合は相談してください。短期間の使用まで一律に禁止する趣旨ではありません。時間をずらす問題ではなく、併用している期間全体の注意です。
ヒトでのエビデンス
あり(添付文書+クラス観察研究)
根拠
PMDA添付文書10.2: 糸球体ろ過量がより減少し腎障害のある患者では急性腎障害の可能性(プロスタグランジン合成阻害で腎血流量低下)+降圧効果減弱の2行。クラスデータ: Lapi F, et al. BMJ. 2013(PMID: 23299844)
- 最終確認日
- 2026-10-30
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。