大黄甘草湯 × ダイオウ(大黄)を含む他の漢方薬・下剤 一般的注意
要約
大黄甘草湯にはダイオウ(大黄: お通じを出す成分を含む生薬)が1日4.0g含まれます。ダイオウを含む他の漢方薬や、センノシドなどの下剤と重ねると、お通じを出す働きが重なって、はげしい腹痛や下痢が出やすくなります。下痢が続くと体の水分やカリウム(血液中の塩分バランスを保つ成分)が減る方向にも働きます。添付文書でも、ダイオウを含む製剤との併用には特に注意することとされています。市販の下剤を使っている場合は申告してください。時間をずらしても下剤同士の重なり自体は解けないため、併用期間全体の問題です。
漢方薬の属性(大黄甘草湯)
- 甘草(カンゾウ)
- 含む(2.0g/日)
- 構成生薬
- ダイオウ(大黄)4.0g、カンゾウ(甘草)2.0g(1日量7.5g中の生薬量)
服用タイミングについての注意 便秘に使う処方で、夜に飲んで翌朝のお通じを促すため、就寝前に飲まれることが多い処方です。医療用の添付文書の用法は食前又は食間で、就寝前の指定があるのは市販の大黄甘草湯製剤の用法です。
ヒトでのエビデンス
ヒトでの直接の相互作用試験データはない。添付文書の生薬重複に関する注意に基づく。
根拠
ツムラ大黄甘草湯エキス顆粒(医療用)現行添付文書(2023年12月改訂・第1版、PMDA掲載PDF) 8.重要な基本的注意: 他の漢方製剤等を併用する場合は含有生薬の重複に注意し、ダイオウを含む製剤との併用には特に注意すること。ダイオウの瀉下作用には個人差がある旨も記載。10.2への個別記載はないため一般的注意とした。
- 最終確認日
- 2026-11-01
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。