潤腸湯 × ジゴキシン(商品名: ジゴシン) 一般的注意
要約
ジゴキシン(商品名: ジゴシン)は心臓の薬です。血液中のカリウムが減ると、ジゴキシンの効きが強く出すぎて、吐き気や不整脈などの中毒症状が出やすくなることが知られています。潤腸湯のカンゾウ(甘草)は、使い続けることでカリウムが減る方向に働くため、ジゴキシンを使っている人は、カリウムの値に注意しながら使う組み合わせです。時間をずらしても解決しない、併用期間全体の問題です。
漢方薬の属性(潤腸湯)
- 甘草(カンゾウ)
- 含む(1.5g/日)
- 構成生薬
- ジオウ(地黄)6.0g、トウキ(当帰)3.0g、オウゴン(黄芩)2.0g、キジツ(枳実)2.0g、キョウニン(杏仁)2.0g、コウボク(厚朴)2.0g、ダイオウ(大黄)2.0g、トウニン(桃仁)2.0g、マシニン(麻子仁)2.0g、カンゾウ(甘草)1.5g(1日量7.5g中の生薬量)
服用タイミングについての注意 便秘に使う処方で、夜に飲んで翌朝のお通じを促すため、就寝前に飲まれることがあります。医療用の添付文書の用法は食前又は食間で、就寝前の指定はありません。また大黄を含むため、空腹時に飲むと腹痛・下痢・むかつきなどの胃腸の症状が出やすくなります。
ヒトでのエビデンス
ヒトでの直接の相互作用試験データはない。
根拠
ツムラ潤腸湯エキス顆粒(医療用)現行添付文書(2023年12月改訂・第1版、PMDA掲載PDF) 10.2にジゴキシンの記載はない。ジゴキシン側の添付文書で低カリウム血症時にジギタリス中毒が出やすくなることが知られており、カンゾウによるカリウム低下との重なりからの一般的注意(類推)。
- 最終確認日
- 2026-11-01
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。