ダパグリフロジン × グレープフルーツ類 ヒトでの直接データなし・機序からの注意
要約
この薬は、グレープフルーツで問題になることの多いCYP3A4(薬を分解する酵素)ではほとんど分解されず、主にUGT1A9(薬を分解する酵素)で処理されます。そのため定番のグレープフルーツ相互作用は当てはまりにくい薬です。ダパグリフロジンとグレープフルーツを直接調べたヒト試験や動物データは、本調査では確認できませんでした(エンパグリフロジンのラットデータは別成分の話で、この薬には転用しません)。通常量の果実をたまに食べることを「絶対ダメ」とする根拠はありませんが、ジュースの大量・毎日の摂取は処方医・薬剤師に伝えてください。
飲み忘れたとき 飲み忘れに気づいたときは、できるだけ早く1回分を飲みます。ただし、次の飲む時間まで半日(12時間)未満の場合はとばして、次の通常の時間に1回分を飲みます。2日分を一度に飲むことはしません。
ヒトでのエビデンス
なし
根拠
添付文書10項序文(主代謝はUGT1A9)、16.5(CYPの関与はわずか)。添付文書にグレープフルーツの記載なし。PubMedで直接データを確認できず
- 最終確認日
- 2026-10-30
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。