このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

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通導散 × ダイオウ(大黄)を含む他の漢方薬・下剤 注意(添付文書)

要約

通導散にはダイオウ(大黄: お通じを出す成分を含む生薬)が1日3.0g含まれます。ダイオウを含む他の漢方薬や、センノシドなどの下剤と重ねると、お通じを出す働きが重なって、はげしい腹痛や下痢が出やすくなります。下痢が続くと体の水分やカリウム(血液中の塩分バランスを保つ成分)が減る方向にも働きます。添付文書でも、ダイオウを含む製剤との併用には特に注意することとされています。市販の下剤を使っている場合は申告してください。時間をずらしても下剤同士の重なり自体は解けないため、併用期間全体の問題です。なお、この組み合わせの判定について補足します。通導散の添付文書には「重要な基本的注意」として、他の漢方製剤等との併用では含有生薬の重複に注意すること、ダイオウを含む製剤との併用には特に注意することが書かれています。ダイオウが名指しされ、重なったときの注意も示されているため、このサイトではこの組み合わせを『注意(添付文書)』としています。

漢方薬の属性(通導散)

甘草(カンゾウ)
含む(2.0g/日)
構成生薬
キジツ(枳実)3g、ダイオウ(大黄)3g、トウキ(当帰)3g、カンゾウ(甘草)2g、コウカ(紅花)2g、コウボク(厚朴)2g、ソボク(蘇木)2g、チンピ(陳皮)2g、モクツウ(木通)2g、無水ボウショウ(無水芒硝)1.8g(1日量7.5g中の生薬量)
服用タイミングについての注意 大黄と芒硝を含む処方で、空腹時に飲むと腹痛・下痢・むかつきなどの胃腸の症状が出やすい処方です。症状が出る場合は、食後に飲むことも含めて、処方医・薬剤師に相談してください。

ヒトでのエビデンス

ヒトでの直接の相互作用試験データはない。添付文書の注意に基づく。

根拠

ツムラ現行添付文書(2023年12月改訂・第1版、PMDA掲載PDF) 8.重要な基本的注意: 他の漢方製剤等との併用では含有生薬の重複に注意し、ダイオウを含む製剤との併用には特に注意することと明記。具体的なリスク(瀉下作用の増強)が示されているため注意(添付文書)とした。

最終確認日
2026-11-01
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。

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