荊芥連翹湯 × サンシシ(山梔子)を含む他の漢方薬 一般的注意
要約
荊芥連翹湯にはサンシシ(山梔子: クチナシの実で、色素成分ゲニポシドを含む生薬)が1日1.5g含まれます。サンシシを含む製剤を長く(多くは5年以上)使い続けると、腸間膜静脈硬化症(腸の静脈が硬くなり、腹痛・下痢・便秘を繰り返す病気)があらわれるおそれがあることが添付文書に書かれています。サンシシを含む他の漢方薬と重ねると、サンシシの合計量と期間の負担が増える方向なので、長期に使う場合は定期的な検査を含め、処方医と相談しながら使ってください。時間をずらしても解決しない、期間の問題です。
漢方薬の属性(荊芥連翹湯)
- 甘草(カンゾウ)
- 含む(1.0g/日)
- 構成生薬
- オウゴン(黄芩)1.5g、オウバク(黄柏)1.5g、オウレン(黄連)1.5g、キキョウ(桔梗)1.5g、キジツ(枳実)1.5g、ケイガイ(荊芥)1.5g、サイコ(柴胡)1.5g、サンシシ(山梔子)1.5g、ジオウ(地黄)1.5g、シャクヤク(芍薬)1.5g、センキュウ(川芎)1.5g、トウキ(当帰)1.5g、ハッカ(薄荷)1.5g、ビャクシ(白芷)1.5g、ボウフウ(防風)1.5g、レンギョウ(連翹)1.5g、カンゾウ(甘草)1g(1日量7.5g中の生薬量)
ヒトでのエビデンス
ヒトでの直接の相互作用試験データはない。添付文書の長期投与に関する注意に基づく。
根拠
ツムラ現行添付文書(2023年12月改訂・第1版、PMDA掲載PDF) 8.重要な基本的注意: サンシシ含有製剤の長期投与(多くは5年以上)により腸間膜静脈硬化症があらわれるおそれ。11.1 重大な副作用に腸間膜静脈硬化症。10.2への記載はないため一般的注意とした。
- 最終確認日
- 2026-11-01
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。