麻黄附子細辛湯 × 麻黄を含む他の漢方薬・エフェドリン類の薬 注意(添付文書)
要約
麻黄附子細辛湯にはマオウ(麻黄: 交感神経を刺激するエフェドリンを含む生薬)が含まれます。麻黄を含む他の漢方薬や、エフェドリン類を含む薬(かぜ薬など)と一緒に使うと、交感神経を刺激する作用が重なり、不眠、発汗過多、頻脈(脈が速くなること)、動悸(胸がドキドキすること)、全身脱力感、精神興奮などが出やすくなります。これは飲む時間をずらしても解決しない、併用している期間全体の問題です。減量するなど慎重に使う組み合わせで、絶対にダメというわけではありません。
漢方薬の属性(麻黄附子細辛湯)
- 甘草(カンゾウ)
- 含まない
- 構成生薬
- マオウ(麻黄)4g、サイシン(細辛)3g、ブシ末(附子末)1g(1日量7.5g中の生薬量)
ヒトでのエビデンス
ヒトでの直接の相互作用試験データはない。添付文書の注意に基づく。
根拠
ツムラ現行添付文書(2023年12月改訂・第1版、PMDA掲載PDF) 10.2併用注意: マオウ含有製剤(葛根湯、麻黄湯、小青竜湯、麻黄附子細辛湯等)、エフェドリン類含有製剤(エフェドリン塩酸塩、dl-メチルエフェドリン塩酸塩、フェキソフェナジン塩酸塩・塩酸プソイドエフェドリン等)を明記。交感神経刺激作用が増強されることが考えられるとしている。
- 最終確認日
- 2026-10-31
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。