レボフロキサシン水和物 × 亜鉛製剤・亜鉛サプリ ヒトでの直接データなし・機序からの注意
要約
亜鉛も金属イオンの一種で、キレート(くっついて吸収されにくくなる結びつき)を作る相手です。シプロフロキサシンでは亜鉛入りのマルチビタミンで吸収低下がヒトで確かめられていますが、レボフロキサシンと亜鉛を直接組み合わせたヒト試験はなく、日本の添付文書にも亜鉛の記載はありません。仕組み上は同時服用を避けたい組み合わせですが、何時間あけるべきかの数字は日本の添付文書に裏付けがないため、ここでは書きません。亜鉛製剤・サプリを使っている方は、飲む時刻を処方医・薬剤師と相談してください。
ヒトでのエビデンス
なし(近縁薬のヒトデータと機序のみ)
根拠
Polk RE, et al. Antimicrob Agents Chemother. 1989;33:1841-1844(亜鉛入りマルチビタミンでシプロフロキサシンの吸収低下=ヒト、対象はシプロフロキサシン)。PMDA添付文書(レボフロキサシン)10.2に亜鉛の記載なし。レボフロキサシン×亜鉛の直接のヒト研究は確認できず。
- 最終確認日
- 2026-10-30
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。