このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

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レボフロキサシン水和物 × カルシウム製剤・カルシウムサプリ(炭酸カルシウムなど) 大きな影響なし(ヒトデータあり)

要約

金属の中では例外寄りです。カルシウムの錠剤(炭酸カルシウム1g)を一緒に飲んだ試験では、体に入る量は有意には下がりませんでした(アルミニウムやマグネシウムとは対照的です)。ただし、嚢胞性線維症という病気の患者さんでは2時間あけても最高濃度が約19%下がった報告があり、ミネラル強化食品でも低下が見られています。「カルシウムは完全に無関係」とは言い切れないため、大量のカルシウム製剤はなるべく同時を避けるのが無難です。

ヒトでのエビデンス

あり(単回・健康成人では影響なし。特定の患者集団では低下報告あり)

根拠

Shiba K, et al. Antimicrob Agents Chemother. 1992. PMID:1444308。炭酸カルシウム1g同時服用で相対的バイオアベイラビリティ・尿中排泄とも有意な影響なし。一方 Pai MP, et al. J Cyst Fibros. 2006;5:153-157: 嚢胞性線維症患者5人では2時間間隔でもCmax 19%低下し同等性逸脱(健康成人5人では相互作用なし)。PMDA添付文書 10.2にはカルシウム単独の記載なし(対象はAl・Mg含有制酸薬と鉄剤)。

最終確認日
2026-10-30

代謝・排泄:ほとんど代謝されず、腎臓へ排泄

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