フィネレノン × 強いCYP3A阻害剤(イトラコナゾール(商品名: イトリゾール)、ポサコナゾール(商品名: ノクサフィル)、ボリコナゾール(商品名: ブイフェンド)、リトナビル含有製剤、ダルナビル、ホスアンプレナビル、コビシスタット含有製剤、クラリスロマイシン(商品名: クラリス、クラリシッド)、エンシトレルビル(商品名: ゾコーバ)、ロナファルニブ、セリチニブ) 禁忌
要約
これらの薬はフィネレノンの分解酵素(CYP3A4)を強く邪魔して血中濃度を大幅に上げるおそれがあり、添付文書で「併用禁忌」とされています。コンピュータ予測(PBPK)では、イトラコナゾールで吸収量(AUC)が約5.3倍、クラリスロマイシンで約4.3倍に増えると推定されています。新型コロナの飲み薬ゾコーバやパキロビッド(リトナビル含有)も対象に含まれる点が重要です。
ヒトでのエビデンス
あり(添付文書。数値はPBPK推定)
根拠
PMDA添付文書(ケレンディア錠、2026年3月改訂(第8版)) 10.1: 強いCYP3A阻害剤は併用禁忌。16.7: PBPK推定でイトラコナゾール併用時AUC 531%増加、クラリスロマイシン併用時428%増加
- 最終確認日
- 2026-10-31
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。