イバブラジン × 強いCYP3A阻害剤(イトラコナゾール(商品名: イトリゾール)、クラリスロマイシン(商品名: クラリシッド)、リトナビル含有製剤、コビシスタット含有製剤、ボリコナゾール(商品名: ブイフェンド)、エンシトレルビル(商品名: ゾコーバ)、ジョサマイシン、セリチニブ) 禁忌
要約
これらの薬はイバブラジンの分解酵素(CYP3A4)を強く邪魔して血中濃度を大幅に上げ、脈が遅くなりすぎるおそれがあり、添付文書で「併用禁忌」とされています。新型コロナの飲み薬ゾコーバも対象に含まれる点が重要です。参考までに、同じ酵素を強く止めるケトコナゾールでは本剤の吸収量(AUC)が7.1倍になったというデータがあります。
ヒトでのエビデンス
あり(添付文書)
根拠
PMDA添付文書(コララン錠、2026年3月改訂(第8版)) 10.1: 強いCYP3A阻害剤は併用禁忌。16.7.1: ケトコナゾール併用でAUC 7.1倍
- 最終確認日
- 2026-10-30
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。