このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

表示設定:配色 ライト / 文字 標準

アミオダロン × グレープフルーツジュース 注意(ヒトデータあり)

要約

健康成人11名で調べた試験では、グレープフルーツジュースと一緒に飲むとアミオダロンの吸収量(AUC)が約50%、最高濃度(Cmax)が約84%上がり、活性のある代謝物(N-デスエチルアミオダロン)の生成が完全に抑えられました。親薬と代謝物で効き方のバランスが変わるため、治療中はグレープフルーツジュースを避けるのが安全です。日本の添付文書の相互作用欄にはグレープフルーツの記載がありませんが、ヒト試験のデータはあります。時間をずらしても酵素への影響は続くため、服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。

ヒトでのエビデンス

あり(健康成人11名の薬物動態試験)

根拠

Libersa CC, et al. Br J Clin Pharmacol. 2000;49(4):373-378. DOI: 10.1046/j.1365-2125.2000.00163.x(健康成人11名、AUC約50%・Cmax約84%上昇、代謝物生成の完全阻害)。日本の添付文書10.には未収載

最終確認日
2026-10-31

代謝・排泄:主に肝臓で代謝(CYP3A4)、代謝物は主に糞中へ排泄

この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。

アミオダロン の飲み合わせ一覧へ