フェブキソスタット × ロスバスタチン(コレステロールを下げる薬、クレストール等) 注意(添付文書)
要約
一緒に飲むとロスバスタチンの血中濃度が上がります。人での試験で、濃度の総量(AUC)が約1.9倍、最高濃度(Cmax)が約2.1倍になりました。理由は、この薬がBCRP(薬を外へ運び出すポンプ)を邪魔して、ロスバスタチンが腸から吸収されやすくなるためと考えられています。筋肉の痛みやだるさが強まる等の症状があれば早めに相談を。用量の調整は処方医が行いますので、自己判断でどちらも止めないでください。
使い方の注意 この薬は痛風発作が治まってから飲み始める薬で、発作の最中に新しく始めるものではありません。飲み始めの時期には尿酸値が急に下がることで発作が起こることがありますが、すでに飲んでいる場合は、発作が起きても自己判断でやめたり量を変えたりせず、そのまま続けて処方医・薬剤師に相談してください。
ヒトでのエビデンス
あり(健康成人での薬物動態試験)
根拠
PMDA添付文書10.2(併用注意、*印の新規追加項目): 「本剤がBCRPを阻害することにより、ロスバスタチンのAUCが約1.9倍、Cmaxが約2.1倍上昇」。原著: Lehtisalo M, et al. Clin Transl Sci. 2020;13(6):1236-1243. PMID:32453913(健康成人10人・無作為化クロスオーバー。アロプリノールでは影響なし)
- 最終確認日
- 2026-10-30
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。