フェブキソスタット × テオフィリン(ぜんそく等の薬、テオドール等) 大きな影響なし(ヒトデータあり)
要約
キサンチン類の薬なので心配されやすい組み合わせですが、人での試験ではテオフィリンの血中濃度はほとんど変わりませんでした(最高濃度・総量とも上昇は5%程度以内)。量の調整が必要という根拠はありません。一つだけ注意点として、テオフィリンの代謝物の一つ(1-メチルキサンチン)が尿に出る量が大きく増えることが海外で報告されており、その長期的な安全性は分かっていません。ふだんと違う動悸・吐き気・震え等があれば相談してください。
使い方の注意 この薬は痛風発作が治まってから飲み始める薬で、発作の最中に新しく始めるものではありません。飲み始めの時期には尿酸値が急に下がることで発作が起こることがありますが、すでに飲んでいる場合は、発作が起きても自己判断でやめたり量を変えたりせず、そのまま続けて処方医・薬剤師に相談してください。
ヒトでのエビデンス
あり(健康成人での薬物動態試験)
根拠
PMDA添付文書16.7.8: 健康成人23例、フェブキソスタット80mg 1日1回7日間+テオフィリン400mg単回で、Cmax・AUCの上昇は5%以内。米国添付文書: Cmax +6%、AUC +6.5%で統計的に有意でなく用量調整不要、ただし1-メチルキサンチンの尿中排泄が約400倍に増え長期安全性は未評価と記載
- 最終確認日
- 2026-10-30
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。