セレコキシブ × アスピリン(商品名: バイアスピリン) ― 心臓を守る働き(抗血小板作用)への影響 大きな影響なし(ヒトデータあり)
要約
イブプロフェンでは、アスピリンの「血液を固まりにくくして心臓を守る働き」を邪魔することが知られていますが、セレコキシブではその邪魔は認められませんでした。セレコキシブは血小板(血液を固める細胞)への作用が弱いためです。ただし、セレコキシブ自体にアスピリンの代わりになる働きはないので、アスピリンの代わりには使えません。
ヒトでのエビデンス
あり(PK/PD試験)
根拠
Renda G, et al. Clin Pharmacol Ther. 2006;80(3):264-274(PMID: 16952493): 変形性関節症+安定虚血性心疾患患者24例。イブプロフェンと違いセレコキシブはアスピリンの血小板COX-1阻害を妨げなかった。PMDA添付文書「本剤には血小板に対する作用がないので、アスピリンの代替薬として使用しないこと」
- 最終確認日
- 2026-10-30
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。