セレコキシブ × ACE阻害剤/ARB(エナラプリル、カンデサルタン、ロサルタン等の降圧薬) 注意(添付文書)
要約
NSAIDs全般で、血圧を下げる薬の効き目が弱まる可能性が報告されています。腎臓で作られるプロスタグランジン(血流を保つ物質)を抑えるためと考えられています。セレコキシブ自体で血圧が大きく変わったというはっきりしたデータはなく、リシノプリルとの試験では目立った血圧変化はありませんでした。ただ、高齢の方、脱水気味の方、腎臓が弱い方では腎臓への負担が重なることがあるので、併用中は血圧と腎機能の確認が勧められます。用量調整のうえ併用されることも多い組み合わせです。
ヒトでのエビデンス
セレコキシブ特異的な明確なデータはなし(クラス的注意+否定寄りの小規模データ)
根拠
PMDA添付文書10.(「本剤とACE阻害剤又はARBとの相互作用は明らかではないが、可能性を考慮すること」「リシノプリル併用試験では顕著な血圧変化は認められなかった」)
- 最終確認日
- 2026-10-30
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。