ジピリダモール × コーヒー・カフェイン含有飲料(緑茶・お茶、エナジードリンク等) 注意(ヒトデータあり)
要約
カフェインはキサンチン系の仲間で、アデノシンの働きを邪魔します。この薬はアデノシンを介して血管を広げるため、カフェインがあるとその作用が弱まる方向に働きます。健康な人を対象にしたヒト試験で、カフェインがジピリダモールによる心拍数・血圧の変化を抑えたことが報告されています。日常の抗血小板目的で飲む場合に通常量のコーヒーが大きな問題になるという根拠はありませんが、心臓の負荷検査(ジピリダモールを使う検査)の前は、カフェインが検査結果に影響するため、医療機関から指示された時間(一般に検査前12〜24時間程度)はコーヒー・お茶・エナジードリンク等を避けてください。検査前の具体的な指示は受ける医療機関の案内が優先です。
ヒトでのエビデンス
あり(ヒト試験・主に負荷検査の文脈)
根拠
健常人でのカフェイン拮抗試験(Smits P, et al.)および血管拡張負荷試験におけるカフェインの影響の総説。ペルサンチン錠25mg電子添文(PMDA、2026-10-31閲覧。2024年2月改訂第1版) 10.2 キサンチン系製剤(テオフィリン等)が本剤のアデノシンを介した作用を阻害する旨の記載と同系統
- 最終確認日
- 2026-10-31
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。