シナカルセト × CYP2D6で分解される薬剤(三環系抗うつ薬、ハロペリドール、フレカイニド、ビンブラスチン等) 注意(添付文書)
要約
シナカルセトにはCYP2D6(薬を分解する酵素のひとつ)の働きを強く邪魔する作用があり、この酵素で分解される薬の濃度が上がるおそれがあり、添付文書の併用注意に挙がっています。咳止め成分デキストロメトルファンとの併用では、そのAUC(体にとどまる量の目安)が約11倍になったというデータが添付文書に載っています。相手薬の量の調整が必要になることがあります。
ヒトでのエビデンス
あり(添付文書記載・ヒト薬物動態データ)
根拠
レグパラ錠12.5mg/25mg/75mg 添付文書(PMDA、2019年11月改訂・第1版) 10.2「三環系抗うつ薬(アミトリプチリン塩酸塩、イミプラミン塩酸塩等)、ブチロフェノン系抗精神病薬(ハロペリドール等)、フレカイニド酢酸塩、ビンブラスチン硫酸塩: 血中濃度が上昇するおそれ。本剤とデキストロメトルファン併用でそのAUCが約11倍増加」
- 最終確認日
- 2026-10-31
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。