アセトアミノフェン × 食事 大きな影響なし(ヒトデータあり)
要約
食後に飲むと、体に吸収されるアセトアミノフェンの総量は変わりませんが、効き始めが遅くなることがあります。研究では、食後は血中濃度がピークに達するまでの時間が空腹時の約1.3〜2.8倍になり、ピークの濃さもやや低くなりました。早く効かせたい場面では食後の服用で効き始めが遅れる可能性を知っておくと役立ちますが、飲み方を変える判断は処方医・薬剤師に相談してください。
使い方の注意 熱や痛みがあるときに飲む頓用の薬で、風邪の熱などで大人が飲む場合は1回300〜500mg、4〜6時間以上あけて、原則1日2回まで、1日最大1500mg(1.5g)が上限です。市販の風邪薬・解熱鎮痛薬にも同じ成分が入っていることが多く、合わせた合計が上限を超えると肝臓に負担がかかるため、重ねて飲むときは成分を確認してください。
ヒトでのエビデンス
あり(系統的レビュー)
根拠
Moore RA, et al. Br J Clin Pharmacol. 2015;80:381-388(PMID: 25784216): 系統的レビュー。吸収総量は食前・食後で差なし。食後ではtmaxが1.30〜2.80倍に延長し、Cmaxは空腹時の44〜85%に低下
- 最終確認日
- 2026-10-31
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。