このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

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アセトアミノフェン × 酵素誘導薬(フェノバルビタール、カルバマゼピン、フェニトイン、リファンピシン等) ヒトでの直接データなし・機序からの注意

要約

てんかんの薬など、肝臓の酵素の働きを高める薬を使うと、アセトアミノフェンから毒な物質が増えるのではないかと長く言われてきました。しかし論文をまとめた検討では、過量に飲んだ場合にリスクが上がる根拠があるのは一部の薬(フェノバルビタール、プリミドンなど)に限られ、カルバマゼピン、フェニトイン、リファンピシンなどについては根拠が確認されませんでした。酵素を高める薬を使っているからといって一律に危ないわけではありませんが、量を守ることが大切です。これは「過量投与時」のリスク評価であり、添付文書にもこれらの薬との相互作用記載はない。

使い方の注意 熱や痛みがあるときに飲む頓用の薬で、風邪の熱などで大人が飲む場合は1回300〜500mg、4〜6時間以上あけて、原則1日2回まで、1日最大1500mg(1.5g)が上限です。市販の風邪薬・解熱鎮痛薬にも同じ成分が入っていることが多く、合わせた合計が上限を超えると肝臓に負担がかかるため、重ねて飲むときは成分を確認してください。

ヒトでのエビデンス

限定的(総説による評価。個別の前向き試験ではない)

根拠

Kalsi SS, Wood DM, Waring WS, Dargan PI. Open Access Emerg Med. 2011;3:69-76(PMID: 27147854): 結論「根拠があるのはフェノバルビタール、プリミドン、イソニアジド、おそらくセントジョーンズワート。カルバマゼピン、フェニトイン、リファンピシン等を危険因子とすべき根拠はない」

最終確認日
2026-10-30

代謝・排泄:主に肝臓で代謝(グルクロン酸抱合・硫酸抱合)、代謝物は腎臓へ排泄

この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。

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