ロスバスタチンカルシウム × アルコール(お酒全般、多量飲酒) 一般的注意
要約
お酒そのものがこの薬の濃度を直接変える、という試験結果はありません。ただ、この薬は主に肝臓で働くため、肝臓に負担がかかる飲み方は勧められません。添付文書でも、お酒に依存した状態の人は筋肉の重い副作用(横紋筋融解症)が出やすい人として挙げられ、肝臓が悪い人は慎重に使うことになっています。量が多い人、肝臓の数値が気になる人は、飲酒量を処方医・薬剤師に正直に伝えてください。晩酌をゼロにしなさいという話ではありません。
ヒトでのエビデンス
あり(観察データ。直接のPK相互作用試験はなし)
根拠
PMDA添付文書9.1.1: 横紋筋融解症があらわれやすい患者として「アルコール中毒患者」を明記。9.3: 肝障害患者では肝障害を悪化させるおそれ、血中濃度上昇のおそれ。16.6.2: Child-Pugh B等でCmax 1.5〜2.1倍。添付文書10.(相互作用表)にアルコールの直接記載はない。高齢者コホートで飲酒がスタチン使用時の肝酵素上昇の独立因子だった報告: 80歳以上の観察研究(PMC6915904に収載の解析、OR 2.74)—ただしスタチン全体の解析で本剤単独ではない
- 最終確認日
- 2026-10-30
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。