ロスバスタチンカルシウム × 大豆食品・大豆イソフラボン 大きな影響なし(ヒトデータあり)
要約
豆腐や豆乳などの大豆製品に含まれるイソフラボン(女性ホルモンに似た成分)を、サプリ並みの量でまとめて摂っても、この薬の血中濃度は変わりませんでした。ふつうの大豆食品を避ける必要はありません。
ヒトでのエビデンス
あり(PK試験)
根拠
Zeng W, Hu M, Lee HK, et al. Front Nutr. 2022;9:850318(PMID: 35399656): 健康成人20例クロスオーバー。大豆イソフラボン抽出物80mg/日×14日間でロスバスタチン10mg単回投与のPKに有意な影響なし(同試験で緑茶抽出物は影響あり)
- 最終確認日
- 2026-10-30
研究の条件
健康な中国人男性20人の試験です。大豆イソフラボンの抽出物約80mgを1日1回、14日間続けてから、この薬10mgを1回飲んだ条件で比べました。
ふだんの量では
試験で使われたのは大豆食品そのものではなく、イソフラボンを抽出・濃縮したものを1日80mg、14日間続けた条件です。その条件でも、この薬の血中量に意味のある変化はありませんでした。ふつうの大豆食品を食べる量で影響が出る話ではないと考えられます。
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。