ロスバスタチンカルシウム × 制酸剤(胃薬、水酸化アルミニウム・水酸化マグネシウム配合剤。市販の胃腸薬にも多い) 注意(添付文書)
要約
胃の酸を中和するタイプの胃薬(成分名に水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウムと書かれたもの)を、この薬と同時に飲むと、この薬の血中濃度が約半分に下がってしまったという報告があります。効き目が弱まる方向の飲み合わせです。同時に飲むのは避け、この薬を飲んでから2時間あけて胃薬を飲むと、下がり方はずっと小さくなりました。市販の胃腸薬を使うときは成分を確認するか、薬剤師に相談してください。
ヒトでのエビデンス
あり(PK試験、外国人データ)
根拠
PMDA添付文書10.2: 「本剤の血中濃度が約50%に低下することが報告されている。本剤投与後2時間経過後に制酸剤を投与した場合には、本剤の血中濃度は非併用時の約80%であった」。16.7.1(外国人データ): 同時併用でCmax 50%・AUC0-24h 46%まで低下、2時間後投与ではCmax 84%・AUC 78%。原著: Martin PD, et al. Curr Med Res Opin. 2008;24(4):1231-1235。間隔の根拠は「本剤→2時間後→制酸剤」の一方向で実証されており、逆順や前後2時間の対称ルールは実証ではない
- 最終確認日
- 2026-10-30
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。