ロスバスタチンカルシウム × ワイン(ポリフェノール/レスベラトロール) ヒトでの直接データなし・機序からの注意
要約
ワインに含まれるポリフェノール(植物の色や苦みの成分)の一種レスベラトロールは、試験管の中の実験では薬の運び屋(OATP)を邪魔する働きが示されています。でも、ワインを飲んだときにこの薬の濃度がどう変わるかをヒトで調べた研究はありません。赤ワインだから特に危ない、あるいは体に良いから大丈夫、とはどちらも言えません。注意すべき中心はポリフェノールではなく、アルコールとしての総量です(アルコール全般の記録で説明しています)。
ヒトでのエビデンス
なし(in vitro/機序のみ)
根拠
レスベラトロールとその代謝物がOATPを阻害するというin vitroデータのみ(ヒトPK試験なし)。PMDA添付文書にワイン/ポリフェノールの記載なし。アルコールの種類差(ビール・日本酒・ワイン等)で本剤の動態が変わるというヒトデータは検索範囲でなし=種類差はデータ不足と明記する
- 最終確認日
- 2026-10-30
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。