クエン酸第二鉄水和物 × テトラサイクリン系抗菌薬 注意(添付文書)
要約
本剤に含まれる鉄が胃腸の中で抗生物質と結びつき、その薬の吸収を妨げるおそれがあります。添付文書では、併用するときは相手の薬の作用をよく観察することとされています(同時服用を避けるよう明示されているのはキノロン系抗菌薬と経口アルミニウム製剤です)。公式の決まり(数値)はありませんが、同じ鉄との結びつきが確かめられているキノロン系抗菌薬の試験にならい、安全のため約2時間あけるのが目安です。時間をずらすことで対処できる飲み合わせです。
ヒトでのエビデンス
ヒトでの定量的な吸収試験は添付文書に示されておらず、鉄との結合という機序に基づく注意(キノロン系ではヒト試験あり)。
根拠
PMDA添付文書(リオナ錠250mg、2026年7月改訂第5版) 10.2(鉄との結合により併用薬の吸収が減少するおそれ。併用時は作用を観察すること。間隔の数値記載なし)
- 最終確認日
- 2026-10-31
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。