クエン酸第二鉄水和物 × キノロン系抗菌薬(シプロフロキサシン等) 注意(添付文書)
要約
本剤に含まれる鉄がキノロン系抗菌薬(広く使われる抗生物質)と結びつき、抗菌薬の吸収を妨げます。外国のヒト試験では、シプロフロキサシンと同時に服用すると血中濃度が約6割まで下がりましたが、本剤の2時間後に服用すると吸収はほぼ元に戻りました。添付文書では「同時に服用させないこと」とされています。公式の決まりとして数値は示されていませんが、試験結果から、安全のため約2時間あけるのが目安です。時間をずらすことで対処できる飲み合わせです。
ヒトでのエビデンス
ヒト試験あり(外国人。同時投与で約6割に低下、2時間あけると回復)。
根拠
PMDA添付文書(リオナ錠250mg、2026年7月改訂第5版) 10.2(キノロン系抗菌薬: 本剤との同時服用で吸収低下。同時に服用させない)・16.7(シプロフロキサシン同時投与でCmax58.47%・AUC57.50%、本剤投与2時間後ではCmax125.93%・AUC106.21%)
- 最終確認日
- 2026-10-31
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。