エスシタロプラム × アルコール(酒) 注意(添付文書)
要約
添付文書では「本剤服用中は飲酒を避けることが望ましい」とされています。他の抗うつ薬で作用が強まった報告が理由として挙げられています。絶対禁止(禁忌)ではありませんが、自己判断で飲む量を決めず、飲酒の習慣がある場合は処方医・薬剤師に伝えてください。うつの症状自体への悪影響も含めての注意です。服用間隔をあければよいという実証はありません。
ヒトでのエビデンス
あり(添付文書。ヒト薬物動態での明確な増強データは乏しい)
根拠
PMDA添付文書10.2 併用注意「アルコール(飲酒): 本剤服用中は飲酒を避けることが望ましい。機序・危険因子: 他の抗うつ剤で作用の増強が報告されている」。参考(症例報告、解釈に注意): Suzuki A, Otani K. Clin Neuropharmacol. 2019;42:103-104. PMID:30844852: エスシタロプラム+クロミプラミン服用中の患者がビール1缶後にセロトニン症候群を発症した1例。2剤併用中の症例であり、アルコール単独の作用とは言えない。海外添付文書ではラセミ体シタロプラムはアルコールの認知・運動機能への影響を増強しなかったとされる一方、併用は推奨されない、という整理
- 最終確認日
- 2026-10-30
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。