アビラテロン酢酸エステル × ケトコナゾール等の強いCYP3A4阻害剤 大きな影響なし(ヒトデータあり)
要約
アビラテロンはCYP3A4(薬を分解する酵素)で分解される側の薬ですが、ヒト試験で強い阻害剤ケトコナゾールと一緒に使っても、アビラテロンの最高濃度と総量は単独の時と同程度でした。つまり、この酵素を止める薬の影響は小さいことがヒトで確認されています。なお、酵素を「増やす」側の薬(リファンピシン等)では濃度が下がることが確認されているので、止める側と増やす側で結果が違う点がこの薬の特徴です。
ヒトでのエビデンス
あり(ヒト薬物動態試験で影響なし)
根拠
PMDA添付文書(ザイティガ錠250mg/500mg、ヤンセンファーマ、2023年10月改訂第4版) 16.7.3(2)(ケトコナゾール併用で本剤のCmax及びAUClastは単剤投与時と同様。外国人データ)。10.2にCYP3A4阻害剤の項目なし
- 最終確認日
- 2026-10-31
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。