このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

表示設定:配色 ライト / 文字 標準

エンザルタミド × 抗HIV薬・抗ウイルス薬群(ドラビリン、エンシトレルビル、レナカパビル、ニルマトレルビル・リトナビル、コビシスタット含有製剤、リルピビリン含有製剤等) 禁忌

要約

エンザルタミドは薬を分解する酵素CYP3A4を強く増やすため、一部の抗HIV薬やコロナ治療薬(パキロビッド=ニルマトレルビル・リトナビル、ゾコーバ=エンシトレルビルなど)の血液中の濃度が下がり、効きが弱まるおそれがあり、これらの薬を使っている患者さんはエンザルタミドの禁忌(投与しないこと)とされています。対象は添付文書10.1に列挙された抗ウイルス薬で、2026年6月改訂第6版で対象が広がっています。コロナやHIVの治療を受ける時は、エンザルタミド服用中であることを必ず伝えてください。期間の問題で、服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。

ヒトでのエビデンス

添付文書レベル(併用禁忌)

根拠

PMDA添付文書(イクスタンジ錠40mg/80mg、アステラス製薬、2026年6月改訂第6版) 10.1併用禁忌(ドラビリン(ピフェルトロ)、エンシトレルビル フマル酸(ゾコーバ)、レナカパビルナトリウム(シュンレンカ)、ニルマトレルビル・リトナビル(パキロビッド)、エルビテグラビル・コビシスタット含有製剤(ゲンボイヤ)、ダルナビル・コビシスタット含有製剤(プレジコビックス、シムツーザ)、ドルテグラビル・リルピビリン(ジャルカ)、ビクテグラビル含有製剤(ビクタルビ)、リルピビリン(リカムビス、エジュラント、オデフシィ))、2.2

最終確認日
2026-10-30

代謝・排泄:主に肝臓で代謝(CYP2C8)、代謝物は腎臓へ排泄

この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。

エンザルタミド の飲み合わせ一覧へ