エンザルタミド × ロスバスタチン(商品名: クレストール等)等のBCRPの基質となる薬剤 ヒトでの直接データなし・機序からの注意
要約
エンザルタミドは、試験管内の実験でBCRP(薬を体の外へ運ぶタンパク)を邪魔することが示されています。この運搬タンパクを使う薬(コレステロールの薬ロスバスタチン、サラゾスルファピリジン、リバーロキサバンなど)の血液中の濃度が上がり、副作用が強まる可能性が適正使用ガイド等で注意喚起されています。ヒトで実際に濃度が変わった試験データは確認できていません。
ヒトでのエビデンス
なし(in vitroデータに基づく注意)
根拠
PMDA添付文書(イクスタンジ錠40mg/80mg、アステラス製薬、2026年6月改訂第6版) 10.冒頭(in vitroでBCRP阻害作用)/適正使用ガイドでもBCRP基質薬の副作用増強に注意喚起。ヒト薬物動態試験は未確認
- 最終確認日
- 2026-10-31
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。