このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

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タモキシフェン × パロキセチン(商品名: パキシル等)等の選択的セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI) 注意(添付文書)

要約

タモキシフェンは体の中でCYP2D6(薬を分解する酵素)によって活性代謝物(効く形の成分、エンドキシフェン)に変わって働きます。抗うつ薬パロキセチンなどはこの酵素を強く止めるため、活性代謝物の濃度が下がり、タモキシフェンの作用が弱まるおそれがあります。添付文書には、併用により乳癌による死亡リスクが増えたとの報告があることも書かれています。抗うつ薬が必要な場合は、酵素への影響が小さい薬を選べることがあるので、自己判断で抗うつ薬を止めず処方医に相談してください。期間の問題で、服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。

ヒトでのエビデンス

あり(活性代謝物濃度の低下を調べたヒト試験と疫学報告)

根拠

PMDA添付文書(ノルバデックス錠10mg/20mg、アストラゼネカ、2026年3月改訂第2版) 10.2併用注意(SSRIパロキセチン等: CYP2D6阻害により活性代謝物の血漿中濃度が低下。乳癌死亡リスク増加の報告)/Stearns V, et al. J Natl Cancer Inst. 2003;95(23):1758-1764(パロキセチンでエンドキシフェン濃度低下)

最終確認日
2026-10-31
確認方法
AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認

代謝・排泄:主に肝臓で代謝(CYP3A4、CYP2D6)、代謝物は主に糞中へ排泄

この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。

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