このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

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ボノプラザンフマル酸塩 × タクロリムス(免疫抑制薬、商品名: プログラフ) 注意(ヒトデータあり)

要約

日本の添付文書の相互作用欄には載っていませんが、腎移植の患者さんで、別の胃薬からボノプラザンに替えたらタクロリムスの血液中の量が上がったという報告が複数あります。上がり幅は報告によって差があります(約1〜7割)。切り替え時は血液中の量をこまめに測ることが勧められています。自己判断で量を変える話ではありません。

ヒトでのエビデンス

あり(後方視的検討のみ)

根拠

Suzuki Y et al. J Clin Med. 2021;10(17):3964. PMID:34501411(腎移植18例、ラベプラゾールから切替でトラフ 5.2→8.1 ng/mL、C/D比 +41.8%)。Mei T et al. Biol Pharm Bull. 2020;43(10):1600-1603. PMID:32999170(52例、C0/Dの上昇は有意だが小さく臨床的意義は小さいと結論)。報告間で程度に差がある点に注意

最終確認日
2026-10-30

代謝・排泄:主に肝臓で代謝(CYP3A4)

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