このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

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エンパグリフロジン × アルコール(酒)―ケトアシドーシス・脱水 注意(ヒトデータあり)

要約

お酒の飲み過ぎは、この薬でまれに起きるケトアシドーシス(血液が酸性に傾く重い合併症。血糖値が高くないのに起きることもあります)の引き金の一つと報告されています。食事を抜いて飲む、体調不良時の飲酒は特に危険です。お酒にも利尿作用(尿を増やす働き)があり、脱水も重なりやすくなります。「絶対ダメ」ではありませんが、大量飲酒は避け、吐き気・腹痛・強いだるさ・息苦しさがあれば血糖値が普通でも受診してください。

飲み忘れたとき 決められた時間に飲み忘れたら、その分は飲まずに、翌日の決められた時間に1回分を飲みます。2回分(2日分)を一度に飲むことはしません。

ヒトでのエビデンス

あり(症例報告レベル。頻度を推定できる疫学データは確認できず)

根拠

添付文書8.5(脱水)、8.6(ケトアシドーシスと誘因)。Dhoop S, et al. ACG Case Rep J. 2025(PMID: 40761331): アルコール性肝硬変の非糖尿病患者が心不全目的で開始直後に低血糖を伴うケトアシドーシス、休薬と輸液で回復。総説類でも過度の飲酒がSGLT2阻害薬関連正常血糖ケトアシドーシスの誘因として繰り返し挙げられる

最終確認日
2026-10-30

代謝・排泄:ほとんど代謝されず、尿中・糞中へ排泄

この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。

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