エンパグリフロジン × ゲムフィブロジル/リファンピシン(商品名: リファジン)単回投与(OATPを邪魔する薬) 大きな影響なし(ヒトデータあり)
要約
ゲムフィブロジル(脂質の薬)で血中濃度の総量が約1.59倍、リファンピシン(結核などの薬)を1回だけ併用した条件では総量約1.35倍・最高濃度約1.75倍に上がりましたが、いずれも2倍未満で、試験の結論は「この薬の用量調整は不要」でした。薬を運ぶタンパク質(OATP1B1/1B3、OAT3)が邪魔されるためと考えられています。
飲み忘れたとき 決められた時間に飲み忘れたら、その分は飲まずに、翌日の決められた時間に1回分を飲みます。2回分(2日分)を一度に飲むことはしません。
ヒトでのエビデンス
あり(PK試験)
根拠
添付文書16.7.1(ゲムフィブロジル: AUC 159%、Cmax 115%)、16.7.2(リファンピシン単回: AUC 135%、Cmax 175%)。Macha S, et al. Clin Ther. 2014(PMID: 24491572)。注意: リファンピシン長期使用では酵素誘導により効きが弱まる可能性が海外添付文書で警告される。日本の添付文書10.2にリファンピシンの記載はない
- 最終確認日
- 2026-10-30
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。