このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

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エンパグリフロジン × グレープフルーツ類 ヒトでの直接データなし・機序からの注意

要約

この薬は、グレープフルーツで問題になることの多いCYP3A4(薬を分解する酵素)ではほとんど分解されず、主にUGT(薬を分解する酵素)で処理されます。そのため定番のグレープフルーツ相互作用は当てはまりにくい薬です。ただしラット(動物実験)ではグレープフルーツジュースで薬の血中濃度が上がった報告が1件あり、ヒトでは確かめられていません。通常量の果実をたまに食べることを「絶対ダメ」とする根拠はありませんが、ジュースの大量・毎日の摂取は処方医・薬剤師に伝えてください。

飲み忘れたとき 決められた時間に飲み忘れたら、その分は飲まずに、翌日の決められた時間に1回分を飲みます。2回分(2日分)を一度に飲むことはしません。

ヒトでのエビデンス

なし(動物のみ)

根拠

添付文書16.4.1(CYPの関与はほとんどなく、主代謝はUGT2B7/1A3/1A8/1A9)、10項序文。動物データのみ: Abu Dayyih W, et al. Molecules. 2024;29:1236(PMID: 38542873): ラットでグレープフルーツ併用によりCmax・AUC上昇。添付文書にグレープフルーツの記載なし

最終確認日
2026-10-30

代謝・排泄:ほとんど代謝されず、尿中・糞中へ排泄

この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。

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