八味地黄丸 × 附子を含む他の漢方薬 一般的注意
要約
八味地黄丸にはブシ末(附子: トリカブトの根を加工した生薬で、アコニチン類を含む)が1日0.5g含まれます。附子を含む他の漢方薬と重ねると附子の合計量が増え、動悸(胸がドキドキすること)、のぼせ、舌のしびれ、悪心など、附子による症状が出やすくなります。添付文書でも、ブシを含む製剤との併用には特に注意することとされています。併用期間全体の問題で、服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。
漢方薬の属性(八味地黄丸)
- 甘草(カンゾウ)
- 含まない
- 構成生薬
- ジオウ 6.0g、サンシュユ 3.0g、サンヤク 3.0g、タクシャ 3.0g、ブクリョウ 3.0g、ボタンピ 2.5g、ケイヒ 1.0g、ブシ末 0.5g
ヒトでのエビデンス
ヒトでの直接の相互作用試験データはない。添付文書の基本的注意に基づく。
根拠
ツムラ現行添付文書(2023年12月改訂・第1版、PMDA掲載PDF) 8.2: 他の漢方製剤等を併用する場合は含有生薬の重複に注意し、ブシを含む製剤との併用には特に注意すること。9.1の注意でもブシ末の副作用があらわれやすくなる場合に触れている。10章(相互作用)自体はないため一般的注意とした。
- 最終確認日
- 2026-11-01
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。