このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

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大柴胡湯 × 下剤・大黄を含む他の漢方薬 一般的注意

要約

大柴胡湯にはダイオウ(大黄: 腸を動かして便を出す作用のある生薬)が1日1.0g含まれます。他の下剤や大黄を含む漢方薬と重ねると、おなかを下す作用が重なり、下痢や腹痛が出やすくなり、下痢が続くとカリウムも減りやすくなります。添付文書でも、大黄を含む製剤との併用には特に注意すること、瀉下作用(便を出す作用)には個人差があるので用法・用量に注意することとされています。絶対にダメな組み合わせではありませんが、便の状態を見ながら使う組み合わせです。

漢方薬の属性(大柴胡湯)

甘草(カンゾウ)
含まない
構成生薬
サイコ 6.0g、ハンゲ 4.0g、オウゴン 3.0g、シャクヤク 3.0g、タイソウ 3.0g、キジツ 2.0g、ショウキョウ 1.0g、ダイオウ 1.0g
間質性肺炎についての注意 この薬では、副作用として間質性肺炎(肺に炎症が起こり、酸素を取り込みにくくなる病気)が報告されています。発熱、空咳(たんの出ないせき)、息切れ・息苦しさが出たときは、服用を中止して、ただちに処方医・薬剤師に連絡してください。かぜの症状と見分けがつきにくいことがあります。報告では、飲み始めてから3か月以内に起こった例が多くを占めます。
服用タイミングについての注意 大黄を含む処方で、大黄にはお腹を動かして便通を促す強い作用があるため、空腹時に飲むと腹痛・下痢などの胃腸の症状が出ることがあります。症状が出る場合は、食後に飲むことも含めて、処方医・薬剤師に相談してください。

ヒトでのエビデンス

ヒトでの直接の相互作用試験データはない。添付文書の基本的注意に基づく。

根拠

ツムラ現行添付文書(2023年12月改訂・第1版、PMDA掲載PDF) 8. 重要な基本的注意: 他の漢方製剤等を併用する場合は含有生薬の重複に注意し、ダイオウを含む製剤との併用には特に注意すること。ダイオウの瀉下作用には個人差がある旨も記載。10.2への個別記載はないため一般的注意とした。

最終確認日
2026-11-01
確認方法
AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。

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