小青竜湯 × MAO阻害剤(パーキンソン病の薬など) 注意(添付文書)
要約
MAO阻害剤(モノアミン酸化酵素阻害剤: パーキンソン病などに使う薬)は、交感神経を刺激する成分の分解を抑えます。小青竜湯のマオウ(麻黄)のエフェドリン様作用と重なると、不眠、発汗過多、頻脈(脈が速くなること)、動悸、精神興奮などが出やすくなります。これは併用している期間全体の問題で、服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。減量するなど慎重に使う組み合わせです。
漢方薬の属性(小青竜湯)
- 甘草(カンゾウ)
- 含む(3.0g/日)
- 構成生薬
- ハンゲ 6.0g、カンキョウ 3.0g、カンゾウ 3.0g、ゴミシ 3.0g、ケイヒ 3.0g、サイシン 3.0g、シャクヤク 3.0g、マオウ 3.0g
ヒトでのエビデンス
ヒトでの直接の相互作用試験データはない。添付文書の注意に基づく。
根拠
ツムラ現行添付文書(2023年12月改訂・第1版、PMDA掲載PDF) 10.2併用注意: モノアミン酸化酵素(MAO)阻害剤(セレギリン塩酸塩、ラサギリンメシル酸塩等)を明記。交感神経刺激作用が増強されることが考えられるとしている。
- 最終確認日
- 2026-10-31
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。