このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

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ロサルタンカリウム × NSAIDs(痛み止め: イブプロフェン、ロキソプロフェン、ジクロフェナク、アスピリン等の市販薬を含む) 注意(添付文書)

要約

痛み止めのNSAIDs(炎症と痛みを抑える薬)は、ロサルタンの血圧を下げる働きを弱めたり、腎臓への負担を増やしたりすることがあります。添付文書の併用注意です。ヒト試験でも、インドメタシン(NSAIDsの一つ)を足すと24時間の平均血圧の下がり方が小さくなりました。利尿薬(体の水分を出す薬)も一緒に使っている場合は腎臓への負担がさらに重なりやすく、「トリプルワミー」と呼ばれる組み合わせとして注意されます。市販の痛み止め・風邪薬にもNSAIDsが入っていることがあるので、成分を確認し、続けて使う場合は相談してください。短期間の使用まで一律に禁止する趣旨ではありません。

ヒトでのエビデンス

あり

根拠

PMDA添付文書10.2: 降圧作用減弱のおそれ、腎機能が悪化している患者ではさらに悪化のおそれ(プロスタグランジン合成阻害が機序)。Conlin PR, et al. Hypertension. 2000;36:461-465. PMID: 10988282(多施設試験。ロサルタン群でインドメタシン追加により24時間拡張期血圧の降圧が2.2 mmHg分弱まった)。Olsen ME, et al. Am J Hypertens. 1999. PMID: 10090350(小規模試験では血圧への影響は出ず、ナトリウム貯留の変化が中心。結果に幅がある点も記録)。Lapi F, et al. BMJ. 2013. PMID: 23299844(利尿薬+ACE阻害薬/ARB+NSAIDsの3剤で急性腎障害リスク上昇、開始初期が高い。クラスデータ)

最終確認日
2026-10-30

代謝・排泄:体内で代謝されて効く形になる(主に肝臓、CYP2C9・CYP3A4)

この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。

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