フルボキサミンマレイン酸塩 × デュロキセチン(SNRI、商品名: サインバルタ) 注意(ヒトデータあり)
要約
同じ抗うつ薬のデュロキセチンは、この薬が強く止める酵素(CYP1A2)で主に分解されるため、この薬と重なるとデュロキセチンの血中濃度が大きく上がります。試験では総量が約5.6倍、最高濃度が約2.4倍になりました。通常は抗うつ薬同士をこの形で重ねることは想定しにくい組み合わせですが、酵素を止める強さを示す代表データとして記録します(本サイトのデュロキセチンの記録も参照)。
ヒトでのエビデンス
あり(薬物動態試験)
根拠
PMDA添付文書(ルボックス錠/デプロメール錠。10.の内容は後発品フルボキサミンマレイン酸塩錠の電子添文でも同一であることを照合) デュロキセチン添付文書(サインバルタカプセル、2026年5月改訂第5版)10.2・16.7.1:フルボキサミン併用でデュロキセチンのCmax2.41倍、AUC5.60倍
- 最終確認日
- 2026-10-31
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。