クエチアピンフマル酸塩 × グレープフルーツ類(グレープフルーツ、グレープフルーツジュース) ヒトでの直接データなし・機序からの注意
要約
この薬は主に薬を分解する酵素(CYP3A4)で分解されます。グレープフルーツはその酵素の働きを邪魔するため、薬の濃度が上がる可能性があります。実際、同じ酵素を強く止める薬(ケトコナゾール)では濃度が数倍になったデータがあり、この薬では酵素を止める影響が大きく出やすいと考えられます。ただしグレープフルーツそのものとのヒト試験は見つかっておらず、添付文書にも名前は載っていません。習慣的に多く摂る場合は処方医・薬剤師に相談を。
ヒトでのエビデンス
なし(機序のみ)
根拠
PMDA添付文書(セロクエル錠、LTLファーマ、2026年9月改訂・第6版で照合) 10.にグレープフルーツの明記なし。主代謝酵素CYP3A4は10.冒頭・16.4.1。16.7.2:ケトコナゾール併用でCmax3.35倍、AUC6.22倍(外国人データ)が機序の裏付けの上限。直接のヒト試験は確認できず
- 最終確認日
- 2026-10-31
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。