このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

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ビソプロロールフマル酸塩 × NSAIDs(痛み止め: ロキソプロフェン、イブプロフェン、インドメタシン、ジクロフェナク等。市販薬を含む) 注意(添付文書)

要約

痛み止めの仲間(NSAIDs=熱や痛みを抑える薬)を一緒に使うと、この薬の血圧を下げる効き目が弱まることがあります。「絶対ダメ」ではなく、血圧を測りながら使う組み合わせです。特に長く続けて痛み止めを使う場合は、血圧の上がりに注意してください。短期間の使用でも、気になる場合は伝えましょう。服用間隔をあければ防げる、という実証はありません。

ヒトでのエビデンス

あり(添付文書+メタ解析。ただしビソプロロール×特定NSAIDの直接試験はなし)

根拠

PMDA添付文書10.2: 非ステロイド性抗炎症剤(インドメタシン等)で「本剤の降圧作用が減弱することがある」。機序は血管を広げる物質プロスタグランジンを作らせないため。Johnson AG, et al. Ann Intern Med. 1994;121(4):289-300(PMID: 8037411): 50試験のメタ解析で、NSAIDsはβ遮断薬の降圧効果を最も大きく弱め、平均血圧が約6.2mmHg上がった。Aljadhey H, et al. BMC Cardiovasc Disord. 2012;12:93(PMID: 23092442): β遮断薬服用subgroupでイブプロフェン使用により収縮期血圧が約6mmHg上昇。ロキソプロフェン単独とビソプロロールの直接試験はなし(クラス+添付文書の記載として扱う)

最終確認日
2026-10-30

代謝・排泄:約半分は未変化体で腎臓へ排泄、残りは肝臓で代謝(CYP2D6・CYP3A4)

この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。

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