シタグリプチンリン酸塩水和物 × OAT3を邪魔する薬(プロベネシド、イブプロフェン、フロセミド、フェノフィブリック酸、キナプリル、インダパミド、シメチジン等) ヒトでの直接データなし・機序からの注意
要約
この薬は腎臓のOAT3(薬を尿へ運ぶ通り道)を使って出ていきます。試験管の実験では、痛み止めのイブプロフェンなどがその通り道を邪魔しました。ただ実験をした研究者自身が「人では影響は小さく、大きな問題にはなりにくい」と評価していて、人で一緒に飲んだ確認はされていません。通常の市販薬の使い方まで一律に避ける根拠はありませんが、腎臓が弱い人や複数の薬を使う人は念のため伝えてください。
飲み忘れたとき 飲み忘れに気づいたときは、できるだけ早く1日分を飲みます。ただし、次の飲む時間が近い場合はとばして、次の日に1日分を飲みます。2日分を一度に飲むことはしません。
ヒトでのエビデンス
なし(in vitroのみ)
根拠
Chu XY, et al. J Pharmacol Exp Ther. 2007;321:673-683(PMID: 17314201): in vitroでhOAT3経由シタグリプチン取込みをプロベネシド、イブプロフェン、フロセミド、フェノフィブリック酸、キナプリル、インダパミド、シメチジンが阻害。著者結論: 程度は小さく臨床的に意味を持ちにくい。in vivoでの併用評価はされていない
- 最終確認日
- 2026-10-30
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。