ドンペリドン × グレープフルーツ類(果実・ジュース) ヒトでの直接データなし・機序からの注意
要約
この薬の分解には酵素CYP3A4(薬を分解する酵素の一種)が関わり、これがこの薬の主要な消失経路です。グレープフルーツはその酵素を止めるため、濃度が上がる方向の心配が仕組みの上で考えられます。グレープフルーツと直接組み合わせたヒトの試験や添付文書の記載はありませんが、同じ酵素を止める薬(#CYP3A4阻害剤)では濃度上昇とQT延長(心電図の波の間隔が延びること)が問題になるため、習慣的に大量に取ることは避け、処方医・薬剤師に伝えてください。
ヒトでのエビデンス
なし(機序のみ。主要な消失経路に関わるため機序バッジとした)
根拠
ナウゼリン錠5/10・OD錠電子添文(PMDA、2026-10-30閲覧。2026年8月改訂指示(医薬安発0825第1号)反映版で照合) 10.にグレープフルーツの記載なし。代謝はCYP3A4が中心(10.2 CYP3A4阻害剤の項、16.7)。グレープフルーツとの直接のヒト試験は確認できず
- 最終確認日
- 2026-10-31
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。